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はじめましての話

-食事から人生が変わるんだな-

実はaboutのページでは量が多くなるので書ききれないと思い、省いてしまった部分があります。

患者さんを治したいという以前に、自分自身が食事で体調不良を治したというエピソード。

この生活のきっかけの半分にもなるお話です。

 

『食べるもので体調は変わる』そう思わせてくれたのは25歳の時でした。

当時のボクは昔から胃腸がそんな丈夫ではなかったのですが、様々なストレスが重なり

その過度なストレスで胃潰瘍になり、胃や腸管から血を吐きながら日々を送っていました。

 

 胃痛や腹痛。下痢や便秘。睡眠障害。背部痛。頭も重たく、食べても食べなくても胃がキリキリしていて、まるで地獄の日々。

痛みは肉体的にも苦痛だったのですが、やがて精神的なダメージも与えます。

精神が擦り減り頭の中にあるのは「いつも体調が悪いなぁ、やだなぁ」ということばかりでした。

 

-体調不良を病院は助けてくれない-

外科や感染症ならまだしも、この胃腸系の不調は病院では治療が非常に難しいのが現実です。

胃腸の痛みを麻痺させる薬、それと胃腸薬を処方されるが

これだけでは体調が元に戻ることはありませんでした。

「現代はストレス社会だから、うまくお付き合いしてく他ないね。」とアドバイスされる始末。

“結局、誰も助けてくれないんだなぁ。”とある意味悟った瞬間。

しかしこの時からボクは自分の身体と向き合う事をはじめました。

 

 

-自分の体調不良を誰かのせいにしない-

これを読んでいる方も体調不良に悩まされたり、知人や家族が謎の不調に悩んでいるのを目の当たりにしたことがあるのではないでしょうか?

体調不良は誰かのせいではありません。

怒鳴ってくる上司がいたり、嫌味を言う部下や同僚が居たり、些細なことで責めてくるパートナーがいたりと他人の言動や態度からくることも多いかもしれません。

とても理不尽で受け入れがたい現実ですが、体調不良の”きっかけは他人”であっても”治すのは自分”なんです

誰も助けてくれません。最近体調悪そうね?とか、これが身体に良いよ?など、気づかせてくれる人いるかもしれません。

でも最終的には自分で行動するしか他はありません。

とにかく今の体調を自分事ととらえて、自分で変えていくしか方法はありません。

 

 

-正しい情報で正しい選択をしていく-

自分ごとと捉えて動き出す覚悟ができたら具体的な方法へと移っていくわけなんですが、その時の方法を間違えないでもらいたいんです。

いかに正しい情報で正しい選択をしていけるかがとても大切になります。

 

世の中にはありとあらゆる健康情報が発信されていますし、お金を稼ぐツールとして使われております。

正しい情報とは、ボクの場合科学で裏付けされた論文になります。

 

科学で裏付けされた論文と一言で言いましても食品メーカーや化粧品メーカーなどは都合のいい論文しか発表しなかったりもします。

(サンプル数が少なかったり、被験者が関係者でその人の主観だけで統計をとっていたり…etc)

ですので論文の中でもより精査をし、世界的にも信頼のできるデータをもとにまるべく情報をお届けします。

 

このブログではできるだけRCT(ランダム化比較試験)のメタ分析(系統的レビュー)や観察研究のメタ分析をもとに情報を発信していきますので安心してご覧ください。詳しくは『このブログの読み方を参考にどうぞ。

 

-参考にしている最高の1冊-

科学者でも博士でもなんでもない、ただの鍼灸師のボクがこんなに論文を読んだり情報を集められるわけはなく、実は栄養学からライフスタイルからファクトに対する姿勢も含め、非常に参考にしている師匠がいます。それが『パレオな男ブログ』を書いているサイエンスライターである『パレオな男/鈴木祐』さんです。鈴木祐さんの著書『最高の体調』は科学的なメソッドを用いて、古代と現代のミスマッチで起こる体調不良を文明病と捉え、ミスマッチを外していき体調を本来の体調に戻していくという考え方・メソッドを教えてくれる本です。非常にオススメの1冊ですので興味ある方はぜひ読んでみてくださいッ
現在はパレオさんに頼らず、自分で論文を探し、海外のさまざま科学的に検証するサイトを閲覧しオリジナルとして発信しております。

 

 

-いったん回復すると気が抜ける-

話が脱線してしまいしたが、というわけで体調を良くするべく、パレオさんの力も借りながら調べ上げそれを自分ごとに落とし込んで実践していきました。

 

回復したらしたで、今まで積み上げてきた自分なりのメソッドを今度は実践することができなくなったのです。「体調が悪い」から「ちょっと体調が良い」に進歩したものの「最高に体調が良い」とまでは言い切れませんでした。

人間というものはなんとも自堕落な生き物だなと痛感してます。笑

 

-ゆるくてもいいから、続けることが大切-

体調はよくなったものの、お酒も飲むし、生活に戻りつつあった30歳手前

どうやったら続けて理想的な生活を送れるのか?を考え習慣化の勉強などもしてたどり着いたのが他者に監視してもらう」こと。

 

ここからインスタグラムを始めていきます。

他者が監視してもらっているっていうのはちょっと大袈裟ですが、周囲にこいつはそーゆーやつだって思わせる(僕の場合サラダばっか食べてる奴になってますよね笑)

それが重要だと、それが自分にとっては続けるモチベーションになりました。

自分の意思ほど弱くてちっぽけなものはありません。

イチローみたいに不屈の精神で続けられたら今やだれもがスターです。笑

 

だからインスタのフォロワーさんも含め、関わってくれている方々を僕は勝手にサラダ仲間と思ってます。

仲間がいるから続けられる。自分の意思!とかじゃなくていいと思いますのでゆるくみんなで野菜や良質なタンパク質、脂質を摂り、幸せになっていけば幸いかと存じます。できる人も1ミリしかできない人もみんなで認め合って、笑い合っていけたらいいですね。

 

-現代社会において絶対に必要なこの知識-

結びになりますが、続けるにはやはり正しい知識が大前提です。

若いころは腸内細菌も元気なんです。

社会に出ていないのでストレスも過度にかかりづらいです。

就職し、または自分で開業し邁進していくときに必ず体調不良という壁にぶち当たります。

 

当たらない人はラッキーです。ラッキーが続きっぱなしの人生です。それはそれで盛大に感謝したほうがいいです。

しかし、 あなたの体調はいつか必ず崩れます。なぜそこまで言い切れるのか?

それはやっぱり現代人のライフスタイルそのものに問題があるからです。

 

とゆうわけでこのブログでは皆様が”最高の体調”を手に入れるまでのステップを科学的なエビデンス古代と現代との生活のミスマッチを視点に置き分かりやすくお届けしていくとともに、現代においてのベストな食事法を発信してきます。

 

 

 

ではまたッ

tashirokento

One Response

  1. こんにちは、これはコメントです。
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