このブログではボクの独断と偏見と科学的な根拠に基づき、情報を発信していきます
研究のデータも色々な種類がありまして、そのメンバーをこのページでご紹介。
信頼度★★★★★☆「ランダム化比較試験の系統的レビュー(メタ分析)」
とはランダム比較試験(RCT)とはサプリでの効果を測るときに使われるテクニックでやり方は以下の通り
1,参加者をランダムに2つのグループに分ける
2,片方には検査したいサプリを
3,もう片方にはプラセボ(偽薬)を渡して様子見
てな具合に試験をしていきまして、研究者もどちらかわからぬままやるとさらに信頼度が増します。
どうしても何を飲んだかわかっていたり、確固たる目的がある研究はバイアスがかかりがちなので、この方法が1番安心なんですね。
でこのRCTの研究を複数集めてさらに精査して、行った最高裁判所の判決みたいなので「系統的レビュー(メタ分析)」となります。
といっても星がマックスでないのは、あくまでも研究の結果であってメタ分析であっても実験が積重なると逆になる事もありますし、世の中絶対なんてことはないんですね。
信頼度★★★★☆☆「観察研究の系統的レビュー(メタ分析)」
観察研究とは、特定の被験者を長期間にわたって追跡、調査するテクニックです。
例えば、野菜と果物をたくさん食べる人はあらゆる病気のリスクが少ないぞ!って研究でしたら
1,野菜や果物をたくさん食べている人を探す
2,野菜や果物をあまり食べない人を探す。
3,5~10年位観察してその2つのグループの有病率を調べる
とこんな感じで、これらのデータをたくさん束にしたものが系統的or体系的レビュー(メタ分析)と呼ばれております。
信頼度★★★☆☆☆「1つ以上のランダム化比較試験(RCT)」
いないものこれは先ほど話したRCT研究で結論を複数束ねていないもの。
この論文を探すとついつい書きたくなる奴ですね。一番面白いかも。ただこの研究内においても信頼を置くのに重要なのは
1,参加者の人数が多い
2,実験の期間が長い
3,研究者、企業のバイアスがかかっていない
というところでしょうか。この辺が厚ければ厚いほど信頼度は増しますが、あくまで小規模な研究だと、
メタ分析の時に結論がひっくり返ったりがあるものの「面白い話!ちょっと参考にしてみようかな!」ってくらいに考えるのが吉
信頼度★★☆☆☆☆「1つ以上の観察研究」
これも先ほど話した観察研究のメタ分析の1つバージョン。
信頼度が増すポイントとしては
1,調査した人数が多い
2,人種や地域や年齢が多種多様
3,追跡した年月が長い
ってところが大切になります。これもメタ分析の時に結論がひっくり返ったりしますんで
「へー!こんなこともあるんだね!」ってくらいにお考え下さいッ
信頼度★☆☆☆☆☆「動物実験・生体外の実験」
科学者がマウスやヒトの細胞を取ってそこで実験をしたものです。
当然ヒトに直接施さないとどうなるかわからないものの、マウスや細胞での実験をきっかけに人に投与するのでとても大切な研究の過程ではありますが、わざわざここを信じるよりも、今出ている安心できるデータを信じることのほうがより良いと思います。
信頼度★☆☆☆☆☆「専門家の意見」
TVのコメンテーターや、専門家の意見はどの根拠に従って言っているのは、わからないことが多いですので判断がつきにくいところが事実です。中にはしっかりと裏付けをとって言っている方もいるのでしょうが、その裏付けをどこで取ったのかわからないとなる判断がやはり難しいんですね。このデジタル情報社会にはとてもこの類は多く、誰かのいったことに対してのポイントとしては
1,立ち止まる
2,情報源を調べる
3,より権威のある報道を見つける
4,引用や主張をオリジナルソースまで辿る
これができて、整合性が取れたのならば安心してその人意見に耳を傾けてよい可能性が出てきます。
いや、こんなのやらないですよね(笑)ちなみにこれはワシントン大学の天才「マイク・コーフィールド博士」が提唱する「SIFT」というテクニックなんです。もはやこれが本当かどうか調べたら、本当でした。笑
アメリカの大使館のブログに飛びましてこれが「3」になる。著者オリジナルのソースではありません。本当のソースである「4」まで辿ってこの本を読むことがベスト。とりあえず今回は概要でなんとかなっちゃうので、興味がある方は購入して読んでみてください。(The SIFT Method: Evaluate Information in a Digital World )
特にツイッターなんかでフェイクニュースをリプライしまくって訳の分からないことになっている昨今なので、しっかりとファクトベースで物事をとらえられるよう、SIFTを行っていかないとですね。
信頼度★☆☆☆☆☆「個人の体験」
当然ながら、ボクの個人のこの生活の感想や手応えなんかはあくまで個人的な意見。もっともRCTやメタ分析に基づいたレシピで生活しているのでアンチエイジングなカラダやココロをしているとは思うものの、データとしてはサンプルn=1ですので「へ~こんな奴もいるんだなー」くらいに思っておいてくださいませッ
ではまたっ